愚者の独り言

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愚者の独り言⑨ そばの食べ方=流儀 花見大介

「ソムリエ」とはどんなことを指すか、ワイン好きに限らず、ご存じの人は多いだろう。レストランなどで顧客の要望に応え、どんなワインを選んだらいいかの手助けをする、ワイン専門の給仕人ことを言う。アルコール飲料全般を指すこともあるが、それは少数派...
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愚者の独り言⑧ 宗教はなぜ暴力に寛容なのか 花見大介

この世に宗教団体と言えるものがどれほどあるかは知らないが、キリスト教やイスラム教、ヒンズー教や仏教をはじめほとんどの宗教は正義を謳い、平和を求めると喧伝してきたし、そうした行動を採ってきた。実際はどうなのだろうか。 古今東西、暴力が...
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愚者の独り言⑦ スポーツへの新たな目覚め 花見大介

「食わず嫌い」という言葉がある。自分が食べたこともないのに、嫌いだと決めつけることを言う。主に食べ物について引き合いに出されることが多いが、人や体験したことがない事に対しても使うことがある。子供のころ、食事時にピーマンやニンジンがのどを通...
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愚者の独り言⑥ 八つ当たり英語教育談義 花見大介

私が中学校に入って初めて英語に接してから間もなくのころ、教室で「教科書のこの一文を読んでみなさい」と先生から指名されたことがあった。読んだ後の先生は「F=エフ=の発音がとてもいい」という感想を一言だけ述べた。Fは下唇を上の歯でかむ発音...
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愚者の独り言⑤ 片仮名と横文字の氾濫 花見大介

デジタルトランスフォーメーション、リスキリング、エンゲージメント、サブスクリプション、LGBT、アクティビスト、セクリティー・クリアランス、ブレークスルー、スワップポイント、企業のブランディング、インクルーシブ教育、プラットフォーム事業、...
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愚者の独り言④ 点描・私の住むところ 花見大介

私は今、埼玉県三郷市と江戸川を挟んで向き合う千葉県流山市に住んでいる。流山市と言えば、かつては何の変哲もない、名の知られていない田舎町だった。それが、今では全国区。小さな市が、とても多くの人に知られるようになった。交通の便に恵まれて、最寄...
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愚者の独り言③ 日本の言葉に思う 花見大介

東京で全国のトップを切って桜の開花が宣言されたのをはじめ、各地から桜の便りが届き始めた。今年は長きにわたった新型コロナの感染に伴う様々の規制がようやく一段落した後であり、国民の間に溜まっていたエネルギーが一気に発散されるのではないか。春は...
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愚者の独り言② 自然のしっぺ返し 花見大介

現生人類のホモ・サピエンスがアフリカ東北部の故郷を離れ、世界へ旅立ったのはざっと20万年ほど前だったと言われている。彼らは大陸を北上してユーラシア大陸の各地へ、あるいは船をつくることを覚えて紅海を渡り、インドや南アジア、オーストラリアへと...
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愚者の独り言① ニックネーム 花見大介

将棋のタイトル戦「王将戦」が幕開けした。王将戦は今年度で72期を数える将棋界での主要タイトルのひとつだが、今年度は将棋ファンにとってこたえられない、待ちに待った組み合わせになった。現王将の藤井聡太王将に羽生善治九段が挑むというのだ。藤井王将...
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