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外国人労働者問題

 しばらく編集長日記をご無沙汰しました。「東上沿線物語」の定期発行は休止しており、その面では楽になったのですが、アルバイトとしていろいろな仕事に手を広げています。また、昨年後半からエコノミストのインタビュー集を出版することになり、その執筆に時間をとられていました。出版は『エコノセンスの磨き方』というタイトルで2月中旬に秀和システムという出版社から出ます。
 この間、支援していたネパール人の呼吸ヨガの講師であるビショさんの家族が、不法就労で入管当局に拘束されました。不法就労といっても、週28時間以内に規制されているのを何時間かオーバーしただけなのですが。
 呼吸ヨガのすばらしさと、ビショさんの能力、熱意を知っている私も、他の支援者たちと一緒に、いろいろ努力をしたのですが、結局強制退去という処分になりました。
 ご承知のように、わが国では外国人労働者は原則として単純労働に就くことはできないことになっています。しかし現実には、このように就職難が言われる時代でも、日本人がしたがらない職場が多くあり、そこでは外国人に頼っています。
 また、外国人はそのような仕事をいやがらずにやるだけでなく、日本人にない能力を持っている場合も多くあります。
 今回は、ヨガ講師の家族の問題ですが、もう少し柔軟な対応があってもよいのではと、私は考えています。

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