愚者の独り言

愚者の独り言① ニックネーム 花見大介

将棋のタイトル戦「王将戦」が幕開けした。王将戦は今年度で72期を数える将棋界での主要タイトルのひとつだが、今年度は将棋ファンにとってこたえられない、待ちに待った組み合わせになった。現王将の藤井聡太王将に羽生善治九段が挑むというのだ。藤井王将...
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古墳時代の横穴墓群 吉見百穴(吉見町) 戦時に大規模軍需工場建設

埼玉県吉見町の名所、吉見百穴(ひゃくあな)。古墳時代の横穴墓群が丘陵斜面に蜂の巣のように密集している不思議な風景は、初めて見るとアッと驚く。教科書にも載る吉見百穴の発掘の歴史とあらましについて、吉見町埋蔵文化財センターの太田賢一さんにご説...
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病気を癒す医者坊主の墓(富士見市)

富士見市渡戸に「医者坊主の墓」と呼ばれる墓石が建っている。江戸時代元禄年間、当地にいた星野平太夫という名の修験者は治療の他人々の悩みや病気平癒の祈願も行い、「医者坊主さま」と呼ばれていた。治る病気は治し、治らない場合は楽にしてくれる、とい...
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 昭和初期の役場の姿伝える 国登録有形文化財 旧大井村役場  (ふじみ野市)

旧大井町(現ふじみ野市)の川越街道沿いに、アイボリーホワイトの壁、赤い屋根の瀟洒な洋風の建物が見える。昭和初期に建てられた旧役場庁舎で、国の登録有形文化財に指定されている。 (「東上沿線物語」第18号=2008年10月の記事を一部更新...
まちづくり・行政

地方出版に希望の芽  まつやま書房(東松山市) 山本智紀新代表

東松山市を拠点とする地方出版社、まつやま書房。出版不況の厳しい嵐に耐えて、キラリと光る、興味深い本を出し続けている。創業者の山本正史代表は、2023年初から代表を子息の山本智紀編集主幹に譲った。山本智紀新代表に地方出版の置かれた状況などにつ...
長谷川清の地域探見

長谷川清の地域探見(12)今年は卯年

今年(令和5年)は卯年です。卯年にまつわる話については、各種マスコミでも報道されいることから私があえて取り上げる必要は無いのですが、探見者としては「実際のところ卯年の中味か」を調査したくなりました。今回はその調査報告です。  卯年とは ...
中世・武蔵武士

「足利基氏塁跡」は「鎌倉殿の13人」比企能員の館跡だった 岩殿観音正法寺(東松山市)

東上線高坂駅から県道を上りこども動物自然公園、大東文化大学を過ぎ、左手につつじの名所物見山を見る峠の右手崖下に伽藍と長い参道が続く坂東三十三観音十番札所、巌殿山正法(しょうぼう)寺(岩殿観音)。この寺は源頼朝に仕えNHK大河ドラマ「鎌倉殿の...
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年寄り渋谷でオロオロ散歩

久しぶりに渋谷に出向いた。駅構内が複雑化、再開発ビルが林立、年配者にとってとまどうことばかりだ。多少なじみのある古くからの店舗にも、最近時代の変化を示すニュースが相次いだ。 たまにしか渋谷に行かない人にとって、まず面食らうのが駅の出口...
沿線歴史点描

沿線歴史点描⑲ 池袋デパート物語  山下龍男

デパート業界が長期低落傾向から抜け出せないようだ。たしかに、百貨店という業態自体の寿命が尽きたのではないかという気もする。少なくとも、現在のデパート数が市場規模を大きく上回っているのは確かだろう。私自身、デパートで買い物することなど数年に一...
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豪商横田家の別邸だった料亭・山屋(川越) 170年を超す建物と庭園

観光客で賑わう川越市の一番街商店街から路地を入ったところにたたずむ料亭山屋。元々江戸時代、川越藩の御用商人だった豪商横田家の迎賓のための別邸として建てられた。簡素ながら風流で品格ある建物と庭園は、築170年を超す歴史的建造物で、周囲と異なる...
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