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葉っぱの美術館

 本紙17号で紹介した荻原洋志さんがまとめ役の環境保全ボランティアグループ、四季の会の展示会が、新座市の中央公民館であったのでのぞいてみた。
 そこで西山さんという方が、新座市内の植物の葉っぱを押し花のようにした標本を展示しているのが印象的だった。驚くほど大きな葉っぱ(写真は桐)、身近な植物の意外な葉っぱの形など、結構楽しめる。
 西山さんは今62歳。都市化した新座にも様々な植物が育っていること、葉っぱの形の面白さを伝えたくて、趣味もかねて葉っぱの収集をしているという。
 55歳でサラリーマンを辞めた後、事業経営も経験したが、今はこうした活動が楽しくてたまらないという。
 葉っぱ集めとは、他愛がないといえばそれまでだが、特に子供たちにとってはすごく興味をひき、自然に対する目が開かれるだろう。これも一つの定年後の生き方だ。私も、この仕事を始めて、いろいろ地域
で活動している方にお会いしているが、失礼ながらほほえましくなるようなことが多い。どんな分野でも、どんなささいなことでも、情熱をもって取り組めば社会に貢献でき、りっぱな
第二の人生だなと思う。

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