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上田知事後援会総会

 19日夕刻、志木市のベルセゾンで、上田清司知事の後援会「清友会」の4市(朝霞、志木、新座、和光)の総会が開かれた。
 ご存知の通り、上田知事は志木市の柳瀬川に自宅を持ち(現在は浦和の公邸に居住)、衆院議員時代から政治活動の基盤を朝霞に置いている、東上線の人である。今回は長年知事を支えてきた地元後援会の会であり、会場は始まる前から立すいの余地もないほどの盛況であった。
 地元選出の民主党国会議員、県議、市長らの紹介の後、上田知事が挨拶した。私はこれまで何回となく知事の話をお聞きしてきたが、あまり面白いとは思わなかった。どちらかといえば、創造力より、馬力だけで政治を行っている印象であった。ところが、今回は知事も地元でリラックスしていたのか、話に感じるものがありました。
 特に、今年の正月に奥さんと自転車で県庁から秋が瀬、荒川河岸を東京湾まで走ったエピソードはなるほどと思わせた(すでにあちこちで紹介しているようだが)。行きはスイスイと2時間半くらいで着いたのだが、帰りは逆風で歩く速度より遅くなったという話で、「人間は順風の時はそれに気づかず自らの力を過信するが、逆風は身にこたえくじけそうになる」という教訓。上田知事は、国会に挑んだ際4回落選、10年間にわたり辛酸をなめた経験がある。現在は順調でも、その経験を忘れないようである。
 昨今の政治情勢に関連し、「上に立つ人をけなさないで、盛り立てていかないと日本は良くならない」という指摘も感じるものがありました。
 上田知事が本物の政治家だとすれば、埼玉県、東上沿線にとってもありがたいことです。

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