BSデジタル

 遅ればせながら大画面デジタルテレビを購入し、CATVを契約して、驚いたことの一つは民放のBSデジタル放送が面白いことだ。
 その大半が、自然、世界の国々の気候ものだが、制作の仕方がこれまでの地上波と一味違う。よけいなタレントが登場しない、おしゃべりも少なく、ただ風景を映すことに専念してくれる。
 特に気に入ったのが、TBSの「吉田類の酒場放浪記」。全国の酒場を飲み歩くという内容だが、結構人気があるようで、DVDまで販売している。
 TBSは本体は経営難だが、BSは視聴率が上昇しているという。
 そもそも民放のBSデジタルは発足当初はさっぱりで、存続すら危ぶまれていたように思う。
 それがジワジワと浸透し始めている。
 これは、受信可能な受像機が普及してきたこともあるが、それとともに、「視聴率をそれほど気にせずに自由に番組が作れる」環境が用意されたことが大きいのではないだろうか。
 元々期待されていないから、高い視聴率を求められることはない。一方で予算はギリギリで、コストの安い、紀行ものが多くなるが、担当者は好きに作れるので、結構力が入る。
 このような状況が、不思議と、質の良い番組を作りだしている。
 テレビ界の人材は生きていて、復活しつつあるのではないだろうか。

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