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難病治療をはじめ 人生のあらゆる疑問に答えたエドガー・ケイシー  光田秀日本エドガー・ケイシーセンター会長

「眠れる予言者」と言われ、自らは催眠状態で、難病の治療をはじめ様々な疑問に的確な答えを出したエドガー・ケイシー。その常識を超えた能力、行動から懐疑的に見る向きも多いが、没後70年たってもその実績は評価、活用され続けている。ケイシー研究の第一人者で、ケイシー理論の紹介に努めている光田秀日本エドガー・ケイシーセンター会長に、ケイシーとはどんな人で、何を残したのか、についてご説明いただいた。ケイシーに関する入門編である。

(本記事は2015年4月19日茨城県古河市で開かれた光田会長によるセミナーの1部、ケイシーの紹介部分をまとめたものです)。

14300件の口述記録が残る

エドガー・ケイシーが生まれたのは1877年3月18日(明治10年)、亡くなったのは1945年(昭和20年)1月3日です。第2次世界大戦が終結する年のお正月に亡くなっています。

エドガー・ケイシー(写真提供:日本エドガー・ケイシーセンター)

今から70年前ですから、エドガー・ケイシーに実際に会ったことのある人もまだ生きています。私もこれまで20年間研究する中で仕事の都合上10人くらいと会いました。それほど昔の人ではありません。

なぜ我々はこの人のことを研究して世の中に広めようとしているのか。この方が、極めてユニークな、驚くべき能力を発揮したからです。いわゆる霊能力と言われている分野です。

霊能力というと、眉をしかめたり、ばかばかしいと思われる人もいるでしょう。実は、私も20歳まではガチガチの唯物論者でした。しかしエドガー・ケイシーを知って、考えを改めて、その研究をすることになりました。人生はわからないものです。

この方の霊能力は、世の中で一般に言う霊能力とはタイプが違います。どのようなタイプかと言うと、エドガー・ケイシー自身が催眠状態に入ります。催眠状態に入ったケイシーに質問します。「ケイシーさん、私は病気です。病気の原因を言ってください」。ケイシーはその人と面識がなくても、その人を正確に診断し、治療法を教えてくれた。極めてユニークな能力です。

エドガー・ケイシーは、この能力を24歳から発揮するようになりました。46歳からは、質問さえ適切なら、どの分野でもかまわないことがわかりました。たとえば電子工学であろうと、政治であろうと神学であろうと、問いに対し高度な答を返すことができました。

ありがたいことに、ケイシーは46歳からは自分がしゃべったことを正確に速記をし、記録を残しています。おかげで我々はケイシーの残した情報を正確に得ることができるのです。24歳から亡くなる67歳まで、記録に残るものだけで14306件、記録にないものも入れればおそらく2万とか2万5000件の答を出しただろうと言われています。

ケイシーが催眠状態で語ったことをリーディングと呼んでいます。我々はケイシーのリーディングを一生懸命研究しています。なぜならその中に、今でも我々の人生に様々な形で役立つ情報がたくさんあるからです。

乾癬の治療法も明確に示す

たとえば、14306件の約7割は病気の治療に関する情報です。しかも大半の人が、ケイシーのところにやってくる段階で、いろいろな病院に行っても治らなかった方々です。すなわち、難病であったり、当時の医学では末期とされた方々。今から70年前に難病であった病気は今でもほとんど難病です。

たとえば乾癬という皮膚病は今でも医学的に原因不明で不治とされている。ところがケイシーは、これに対して明確に、原因はこれだ、そして治療法はこうだと、言っている。それをまねてみると、ちゃんと成果が出ます。

私は昨日、東京で前世療法の講演会を聴きました。その休憩時間に参加者の一人が私のところに来られた。その方のお嬢さんが数年前に皮膚ガンが顔にできた。急に広がり、しかも転移し、病院では顔の3分の1くらいを削る手術を薦められた。お母さんと娘さんはすごく落胆され、とてもそれは受け入れられないと、エドガー・ケイシー療法に従い皮膚ガンの治療を始めた。ドクターからは反対されたが、お母さんは若い娘が顔にそんな深い傷を負ったら生きていることはできない、ケイシーに頼るしかないと続けられた。

ケイシーの皮膚ガン治療は、食事療法がメインで、あとは毒素排泄です。始めて2週間後にお母さんから電話が来て、ガンについては成果が見えないが、急速に皮膚の色がよくなってきた。私は、「これで大丈夫と思う」と申し上げた。今から1年前のことです。そして昨日お会いしたところ、「娘の皮膚ガンはほとんど見えないくらい小さくなりました。消えるという確信ができました」。

こういういう話を聞くと、うれしいと思います。今でも、ケイシーの治療法が役立っている。だから、いよいよ研究して世の中に出そうと努力する。

他のケースでは、今から2週間前、東京で講演会を行った。その後の懇親会の会場である方が来られた。その方は、以前自分自身が卵巣のう腫を切らずにケイシー療法で治した。その友達も卵巣のう腫になり、7センチの大きさ。ドクターは「切るしかない」と。彼女は自分の経験、基本は食事療法と毒素排泄ですが、を伝えた。友達もそれを実践、のう腫が2センチに小さくなった。今、切らずに今経過観察中とのことです。

夢解釈も

以上はケイシーの病気の治療に関する分野ですが、リーディングは他にもいろいろあります。

たとえば重要な分野として夢解釈があります。実は夢には重要な情報が含まれているというのがケイシーの主張です。その解釈方法をいろいろな形で教えてくれます。それを理解して活用すると、ものすごく役立つのです。

私は夢で非常に助けられました。2ヶ月前の経験で、こういう夢を見ました。私はすごく細長いレストランにいます。急にそこでドンパチが始まった。お客さんの半分は警官です。私が逃げようとすると、出口に大きなダンボール箱のようなものがあります。私は箱に向かって、「内側にまだ7人います。外側にも5、6人」とささやく。すると箱が開き、ドッと警官が出てきて、再び激しい戦いが始まる。

この夢をどう解釈するかというと、細長いレストランは多分私の腸。腸にトラブルがあったとわかる。今善玉菌と悪玉菌が戦っている。悪玉が優勢だったので、警官(善玉)を呼んだ。そこで夢を見てすぐに私は、R1というヨーグルトを食べることにした。ただ、それは効かず、やはり腸に不調が生じました。そこでケイシーの情報を調べたら、朝鮮ニンジンと野生のショウガを組み合わせて飲むという方法が出てくる。取り寄せて飲んだら、約2日で治りました。

夢が体や心がどういう状態かを教えてくれる。それをきちんと解釈できればとても役立つのです。私の場合、ダンボールをヨーグルトと考えたことはミスでしたが、何かを飲めばよいという示唆は正しかったわけです。

あるいは、いろいろな人が、感情や人間関係のトラブルを抱えてケイシーのところにやってきました。ケイシーはその原因や対処法を様々な角度から教えてくれた。それを我々が自分自身の人生にあてはめてみると、うまくいくのです。

私は1ヶ月前、千葉県の松戸で講演をしました。その時、ある方がヨガの先生を連れてきた。そのヨガの先生の弟子のうち2人が最近非常に朗らかなので、問い詰めたらエドガー・ケイシーの教えを学んだらしい。それで先生自ら来られた。ケイシーの教えが人相に現れた。このように、心の状態にケイシーのアドバイスが効くのです。

ケイシーは膨大な量の貴重な情報を残しています。これを実践しなければ損だと思いませんか。私自身がいろいろな面で、これにより救われてきました。私の友達も救われてきました。皆さんの人生にもきっと役にたつと確信しています。

ケイシーの有効性、徐々に認められるように

我々は、ケイシーの情報を一生懸命研究し、活用してもらおうと世の中に出しています。 先日、金沢の講演会で乾癬が治ったという写真をお見せした。休憩時間に 金沢大学医学部教授の方が来られ、「乾癬は薬剤ではここまで治りません。初めて見ました。ぜひ一緒に医学雑誌に出しましょう」と。最近は医学部の先生もケイシーを認めてくださる。

昔は、ケイシー療法はうさんくさいと思われていました。ケイシーは高校中退、中学校しか出ていない。そんな人が残した医学情報などあてになるか、しかも催眠状態で出てきた「うわごと」ではないか、と。しかし、ケイシーの残した情報が極めて有効な成果をもたらすことが、様々な分野でじわじわと伝わってきています。

 光田会長

ドキュメンタリー映画の白鳥哲監督が、ケイシーの映画を製作中です。公開されれば、全国津々浦々にケイシーのすばらしい情報が広がっていくのではないか。これからの展開が楽しみです。

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