歴史

中世・武蔵武士

「足利基氏塁跡」は「鎌倉殿の13人」比企能員の館跡だった 岩殿観音正法寺(東松山市)

東上線高坂駅から県道を上りこども動物自然公園、大東文化大学を過ぎ、左手につつじの名所物見山を見る峠の右手崖下に伽藍と長い参道が続く坂東三十三観音十番札所、巌殿山正法(しょうぼう)寺(岩殿観音)。この寺は源頼朝に仕えNHK大河ドラマ「鎌倉殿の...
おすすめスポット、お店

豪商横田家の別邸だった料亭・山屋(川越) 170年を超す建物と庭園

観光客で賑わう川越市の一番街商店街から路地を入ったところにたたずむ料亭山屋。元々江戸時代、川越藩の御用商人だった豪商横田家の迎賓のための別邸として建てられた。簡素ながら風流で品格ある建物と庭園は、築170年を超す歴史的建造物で、周囲と異なる...
アート・ものづくり

三芳町に伝わる人形芝居「竹間沢車人形」 12月に公演

埼玉県三芳町に伝わる人形芝居「竹間沢車人形」の公演が2022年12月4日(日)、町内のコピスみよし(三芳町文化会館)で開かれます。車人形は1人で1体の人形を操る人形芝居で、現存するのは全国で3例だけで、埼玉県指定有形民俗文化財・三芳町指定無...
中世・武蔵武士

源頼朝に仕え、中世毛呂山の基礎を築いた 武蔵武士 毛呂季光

鎌倉時代、源頼朝に仕えた武蔵武士の一人に、毛呂郷(現在の毛呂山町)を本拠とする毛呂季光(すえみつ)がいた。派手な活躍はなく、NHK大河ドラマ「鎌倉殿の13人」にも登場しないが、頼朝に重用され、中世毛呂地域の礎を築いた。子孫も戦国時代の毛呂顕...
おすすめスポット、お店

ふじみ野市の砂川堀流域 旧石器時代、縄文時代、奈良時代の製鉄跡、大井戸跡  遺跡が集中

所沢方面から流れ来て、三芳町、ふじみ野市、富士見市を経て新河岸川に注ぐ砂川堀。雨水下水の役割を持つ雨水幹線で川幅も狭いが、大井弁天の森付近は桜の名所として知られる。意外にも、砂川堀流域、特にふじみ野市内には、旧石器から縄文、奈良時代にかけて...
中世・武蔵武士

比企氏代々の墓が並ぶ金剛寺(川島町) 館跡の可能性

NHK大河ドラマ「鎌倉殿の13人」には、比企尼(ひきのあま)、比企能員(よしかず)など比企一族が多く登場する。北条氏との争いに敗れ、一族は滅亡したことになっている。ところが、川島町中山の田園地帯に建つ金剛寺を訪ねると、今に至る比企氏代々の墓...
中世・武蔵武士

「『鎌倉殿の13人』の時代に狭山市で起こった事」源義高と大姫の悲しい物語と史跡 

木曽義仲の子、義高は人質として鎌倉に送られるが、義仲が討たれたのに伴い殺される。NHK大河ドラマ『鎌倉殿の13人』では、義高とその許嫁となっていた頼朝の娘、大姫との悲話が描かれた。義高が殺されたのは、今の狭山市の入間川河原である。義高と大姫...
アート・ものづくり

「丸沼芸術の森」に滞在、今最も注目される韓国人陶芸家、河明求氏   朝霞市のマスコットキャラクター「ぽぽたん」の原作者

朝霞市の「丸沼芸術の森」に滞在する韓国人陶芸家、河明求(ハ・ミョング)氏。伝統を踏まえつつ斬新で独創的な造形で、今最も注目される若手作家の一人だ。日韓の文化交流にも尽力し、交流の原点とも言える埴輪の研究も進めている。朝霞市のマスコットキャラ...
アート・ものづくり

丸沼芸術の森の陶芸家河明求氏、「ぽぽたん形埴輪」を朝霞市に寄贈

朝霞市の丸沼芸術の森で制作をしている陶芸家、河明求(ハ・ミョング)氏が、市のマスコットキャラクターをイメージした「ぽぽたん形埴輪」を市に寄贈、5月19日寄贈式が行われた。 河明求氏は1983年韓国出身で、現在は日韓両国に拠点を...
おすすめスポット、お店

商業の中心地であった引又(志木市) 新河岸川舟運河岸と奥州道宿場、六歳市のにぎわい

現在の志木市の中心部、志木街道沿いの本町は昔、引又と呼ばれた地域で、江戸時代から昭和にかけて近隣の物資が集散する商業の町として栄えた。奥州から甲州に向かう間道(奥州街道)の宿場(引又宿)が置かれ、新河岸川舟運の河岸(引又河岸)が開かれ、毎月...
タイトルとURLをコピーしました