歴史

おすすめスポット、お店

武蔵野鉄道開通110年 石神井駅は名所である三宝寺池、東高野山(長命寺)を意識して開設

池袋から秩父までを結ぶ西武池袋線・秩父線は、元々大正4年に池袋・飯能間の武蔵野鉄道として開通し、今年で110周年を迎えた。練馬区立石神井公園ふるさと文化館では、「武蔵野鉄道開通110周年」と題する企画展を開き(2025年4月~6月)、鉄道と...
歴史

日本の公園の父 本多静六

日本初の洋式公園、日比谷公園を設計し、広大な自然林である明治神宮の杜を創った林学博士・本多静六(1866~1952)は、埼玉県菖蒲町(現久喜市)で生まれた。川口市のSKIPシティ彩の国ビジュアルプラザは、全国植樹祭が埼玉で開催される(5月2...
歴史

鶴瀬駅は地元有志の寄付によって開設された 「東上線開通110年」展 難波田城資料館(富士見市)

大正3年(1914)5月1日、東上鉄道(現東武東上線)の池袋・田面沢間が開通し、同時に鶴瀬駅が開業した。令和6年は開通110周年にあたり、同年2月に鶴瀬駅開設の石碑(鶴瀬駅東口駅前に建つ)が富士見市の指定文化財になった。それを記念し、富士見...
歴史

東上線開通までの道のり 明治以降埼玉西部に様々な鉄道計画 老川慶喜立教大学名誉教授

富士見市の難波田城資料館で企画展「東上線開通110年」が開かれている(2025年6月8日まで)。関連して3月15日、「東上線開通までの道のり」(老川慶喜立教大学名誉教授)と題する講演会が行われた。講演で老川氏は、明治以降、埼玉西部地域、東京...
おすすめスポット、お店

三峰口から羽生まで、埼玉北部を横断する秩父鉄道 創業期に渋沢栄一が支援

秩父鉄道は、東上沿線からは秩父方面に行くのに寄居で乗り換えるのが主な利用だ。SLが走ることでも話題だが、それ以外あまりなじみがない。しかし、この鉄道は終点の秩父・三峰口から、熊谷、行田市、羽生まで延々70キロ余り、埼玉北部を横断する、地域に...
活動・社会貢献・人

県内で最初にできた児童養護施設 埼玉育児院 発智庄平、渋沢栄一が支援 現在は分院を含め66名の子ども達を受け入れ

川越市笠幡の霞ヶ関カンツリー倶楽部近くに建つ埼玉育児院。大正初めに開設された県内で最も歴史のある児童養護施設だ。草創・発展期には、地元の大地主で篤志家の発智庄平や渋沢栄一も深く関わっている。埼玉育児院の歴史を紹介するとともに、施設の現状につ...
健康法と治療法、あれこれ

結核と闘った清瀬 かつて療養所が集中、現在も病院と福祉の街

清瀬には、戦前から昭和30年代にかけて、結核の療養所が集中した。その後専門の療養所は姿を消したが、現在も多くの病院と関連施設が立地し、「病院の街」の様相を呈している。患者を救っただけでなく結核に関する治療法、予防法、リハビリなど様々な面での...
健康法と治療法、あれこれ

結核療養所の歴史 各地で激しい反対運動

かつて国民病と言われた結核。記憶に新しい新型コロナと似て人々から恐れられ、療養所の建設には各地で激しい反対運動が起きた。結核と療養所の歴史について、公益財団法人結核予防会結核研究所の青木純一客員研究員にお聞きした。 (結核療養所は現在の東京...
おすすめスポット、お店

根津嘉一郎と大石灯籠

東武鉄道の社長であった根津嘉一郎は、並の事業家・資産家ではなく、とにかくスケールの大きい、破天荒な人だった。そんな根津氏が残した人を驚かせる事績の一つに大石灯籠がある。今、多磨霊園の墓所近くと、靖国神社の第二鳥居前に、日本最大級の大石灯籠が...
おすすめスポット、お店

京姫の悲劇の物語 河越氏館周辺(川越市)を歩く~義経正室の里を訪ねる~

2024年10月26日(土)、富士見市の資料館友の会ふるさと探訪部会と難波田城資料館主催の第41回ふるさと探訪が開かれました。今回は「河越氏館周辺を歩く~義経正室の里を訪ねる~」と題し、川越市上戸(うわど)の、平安から鎌倉時代にかけ武蔵の有...
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