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ハウステンボス

またまたブックオフで仕入れた雑本読みで面白い本に巡り合った。一つは『運をつかむ技術』(澤田秀雄、小学館、2012年9月)。著者は当時旅行業のHIS社長(現会長)でハウステンボス社長。この本はハウステンボスを育て上げた物語である。ハウステンボスは1992年の開業以来赤字が続き、経営破綻、2010年段階でどこも引受先がなく迷走していた。本欄でも同年1月に取り上げた(「オランダ村」)。HISに話が持ち込まれ、10年春に澤田氏が社長に就任する。関係者は総悲観、みな自立は無理だと思っていたが、2011年9月期で早くも初めての黒字を達成する(その後も順調だったが、HISはコロナ禍で2022年8月にハウステンボスを投資ファンドに売却)。澤田氏はハウステンボスに単身赴任し、陣頭指揮で改革に取り組む。ポイントは、創業以来の「オランダの街並みを忠実に再現しオランダに行かずとも雰囲気が味わえる」という時代に合わなくなったコンセプトを超える価値を創り出すことである。澤田氏はこの本で日本企業や日本人にチャレンジすることの重要性を説いているが、ハウステンボスの物語はそれを具体的に教えてくれる。

「運をつかむ技術」
「運をつかむ技術」
「オトコの性活習慣病」
「オトコの性活習慣病」

もう一冊は『泌尿器科医が教えるオトコの「性」活習慣病』(小堀善友、中公新書ラクレ、2015年)。小堀先生はメディアにもよく登場する人気医師で、執筆時は独協医科大学病院に勤務していたが、現在は独立(プライベートケアクリニック東京)しているよう。とにかく話が面白い。男の性機能障害は勃起障害(ED)と射精障害があり、EDの原因は一つは血流にあり心筋梗塞や脳梗塞など血管系の病気の前兆であり、射精障害の原因は間違ったオナニーのやり方(「床オナ」?)とAVの観過ぎ。バイアグラは心臓に害があるどころか益があるとのこと。私も試してみたくなりました。3冊目、『地名は語る 埼玉の歴史と伝承』(埼玉新聞特別編集委員室、埼玉新聞社、2019年)は地域取材に役に立つ。

 

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東上沿線物語
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