最近はあまり見かけないが、以前はどこの地域にもミニコミ新聞があった。弊紙も今はweb上で発信しているが、以前は印刷した新聞を販売していた。川越市の尾﨑古美術店(尾﨑征男さん経営)が、志木市の郷土史家の方から古い地域紙を何点か入手したというので、見せていただいた。
埼玉タイムス(志木)

埼玉タイムスは、志木市で、戦後まもなく岩下英隆さんという方が創刊した。息子の英和さんが引き継いだが1995年に廃刊。その後孫の隆さんが「ニュータイムス」の名で復刊したが、現在は発行されていない。
今回拝見したのは1972年、1981年当時のもの。通常の新聞の大きさ(ブランケット判)で表裏2ページ、週刊で、1ヶ月100円となっている。
内容は、行政、議会、警察、学校、地域のイベント、事件など、地域の主要なテーマは網羅。地域も志木中心だが、朝霞、新座、和光、富士見の周辺市もカバーしている。社説、小説もあり、地域限定だが本格的新聞を出そうという意気込みが伝わってくる。下部3分の1ほどは広告が入っているが、この内容で結構長い間発行を続けられたご苦労がしのばれる。
「東上線沿線ニュース」、「ふるさと」

他では、「東上線沿線ニュース」。豊島区目白のサンセイ企画室というところで発行、タブロイド判の表裏2ページで、月刊、1部10円とある。1970~72年発行分を見たが記事は歴史・文化が主で、裏ページは全面広告である。

「ふるさと」もタブロイド判表裏2ページ、月刊、1部10円。板橋区成増の郷土文化新聞社の発行。「郷土文化ジャーナル」をうたい、拝見した1977年当時の内容は、地域の民話の紹介が主。裏は全面広告である。
