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富士見市の奥村副市長退任

富士見市の奥村敬一副市長が、2017年3月末で退任する。

奥村氏は、昭和24年生まれ、昭和49年4月に富士見市に入所。総合政策部長、総務部長、監査事務局、議会事務局、秘書室長を経て、星野信吾前市長の下、平成21年4月から助役(副市長)を務めた。昨年8月、星野光弘新市長が誕生し、奥村氏は8年の任期を終えて退任となる。

―思い出に残っていることは何ですか。

 「いくつもありますが、副市長時代では、『ららぽーと富士見』の出店です。私が副市長になる前の年、出店はいったん断念され、そのことに関する失望感が、市民にも職員にも非常に強くあり、地権者にも対立と無気力感みたいなものがありました、そのなかで、もう一度実現しようと取り組んで、時間がかかりましたし、結構苦労しましたが、2年前に開業できました。

今は人口が増えたり、若い人が市外から集まるとか、賑わい的なものが生まれています。今まで富士見市はベッドタウンで、夜寝に帰ってくる町でしたが、昼間買い物をしたい、富士見市で仕事をしたいという人が増えてきている、変わったという点ではうれしいですね」

―富士見市でアピールしたい点。

 「富士見市は元々農村地帯で、そんなに有名な企業、施設や文化財はありませんが、東京に近くて、都市と農村が共存している。東京から30キロ圏で、住宅と背中合わせ農地が残っている。駅も3つ。普通の庶民が、普通に暮らすには、とてもよい場所だと思います。金持ちの住むところではありませんが」

―退職後どうされるのですか

「フリーです。年も年ですから、行政から離れたところで見てゆきたい。行政との直接のかかわりはなくなりますが、ただ1つだけ保護司と言う仕事に少し時間をあてることになります」

―趣味などは。

「ずっとできませんでしたら、いろいろ取り組みたい。自転車のツーリングサークルと、手打ちそばの会を作っていますし、太極拳もします」

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